労働以外の時間をどう利用するかは基本的に自由。
以前、
会社への要望として、副業を認めてもらえませんか?
という意見がでていました。
回答としては、副業は禁止のままでした。
理由は、労働提供上の問題が起きるというものだったかと思います。
実際、隠れてキャバクラで働いていた女性は、口頭注意で終わったと噂でききました。
しかし、現状としては副業が受け入れられる社会に向けて準備を行っています。
厚生労働省が「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業•兼業の普及促進を図っています。
詳しくは、厚生労働省のホームページに載っています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
少し読んでみるとします。
<現状としては>
副業•兼業を希望する人が年々増加傾向。
理由:スキルアップ、資格の活用、収入の確保など。
⇩
<企業が副業を認めてない理由>
•自社の業務がおろそかになるのではないか。
•情報漏洩のリスク。
•副業 兼業に係る就業時間や健康管理の取り扱いのルールか分かりにくい。
しかし、
労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には 労働者の自由。
⇩
<各企業において制限することが許される条件>
•労務提供上 の支障となる場合
•企業秘密が漏洩する場合
•企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関 係を破壊する行為がある場合
•競業により企業の利益を害する場合。
企業にとって、副業•兼業がマイナスにみえがちだがメリットもある。
<企業が副業.兼業をOKにするメリット>
•労働者が社内では得られない知識•スキルの獲得。
•労働者の自律性.自主性を促す。
•優秀な人材の獲得、流出ができ、競争力の向上。
•労働者が社外からの新たな知識、情報.人脈を入れることが出来、事業拡大に繋がる。
•副業・兼業は、社会全体としてみれば、オープンイノベーションや起業の手 段としても有効であり、都市部の人材を地方でも活かすという観点から地方創生にも資する面もあると考えられる。
⇩これらを踏まえ⇩
<労働者が副業・兼業を行う理由>
•自分がやりたい仕事
•十分な収入の確保
•業種や職種によって仕事の内容.収入等 も様々。
•自身の能力を一企業にとらわれずに幅広く発揮したい
•スキル アップを図りたい
⇩企業としては、
長時間労働、企業への労務提供上の支障や企業秘密の漏洩等を招かないよう留意しつつ、 雇用されない働き方も含め、その希望に応じて幅広く副業・兼業を行える環境を整備することが重要。
とのことだそうです!!
キーワード
一億総活躍社会
子育て
介護社会
⇩
長時間労働の改善(働き方改革、企業努力、風土を変える、モチベーションをどうつくれるか、個人の能力)(無駄な資料は作らない。会議の仕方。非生産的な業務フロー。)
⇩
労働時間が長くても、生産性が上がるわけではない。時間じゃなくて成果を求められていると認識できてるか。
働く女性にとって出産のハードルが下がる。また、パートナーもサポートする時間が出来る。
定時で帰れれば、保育園の延長保育も減る。お金も浮く、子どもとの時間も増える。
仕事を辞めなくてもよい人が増える。
自宅で仕事ができれば、在宅介護も可能。家で家族を看取れる。
労働者自身で、体調管理がしやすくなる。病気になりにくくなる。国のお金も浮く。
スキルアップ•副業の時間、会社以外の時間が新たなアイデアにつながる?!
働き方の多様化を認めてもらわなくては、自分自身や社会を支えることができないでしょう。
むしろ、会社の中だけで通用する “私”
だけでは、
通用しない世の中になりそうです。
そのために、自分の頑張れることや興味のある事を考え、調べ、経験してみる。
それが副業に繋がるかも?
未来へ向かって、前向きに行動してみよう!!